① 「電気が止まる日」の怖さ、知っていますか
地震・台風・豪雨…災害時にまず問題となるものは「水」「食料」「避難先」かもしれません。
でも、私が防災士として現場で何度も感じるのは、電気が止まることによる“暮らしの断絶”。
真っ暗な部屋。使えない冷蔵庫。スマホが切れ、情報が途絶える。
明かりも冷房も照明も使えない――その瞬間、安心が大きく揺らぎます。
そんな時、「電源を備えておく」ことは、家族の安心を守る重要な備えのひとつ。
ただ、何となく「ポータブル電源を買おう」と思っても、容量・出力・使い方が分からず迷う方が多いです。
そこで、このJackery 2000 Newを「暮らしの中で使える電源」としてご紹介します。
② Jackery 2000 Newとは?スペックと特徴を暮らし目線で
まず、製品の仕様・特長を整理しましょう。
✅ 主なスペック・特徴
- 製品名:Jackery ポータブル電源 2000 New(JE-2000D-SG等型番あり) Jackery 2000 New
- 大容量:約2,000Whクラス(2kWh級)※仕様ページでは2,042.8Whと記載あり。
- 出力:約3,000W(定格)、サージ(瞬間)6,000Wクラスも対応との情報あり。
- バッテリー:LiFePO₄(リン酸鉄リチウム電池)を採用。耐久性・安全性が高いです。
- 太陽光パネル対応:ソーラーパネル(例:Jackery SolarSaga 200W)と組み合わせて拡張可能。
- 長寿命設計:充放電サイクル4,000回以上で70%以上の容量維持という仕様あり。
- 多数の出力ポート:ACコンセント・USB-A/USB-C・車載ポートなど。日常でも使いやすい。
- 「日常に置いておける」デザイン:比較的持ち運び可能、家の停電備えとしても使える。

🔍 なぜ“暮らし目線”でおすすめか
- 普段は電源がある状態で使いながら、災害時にはそのまま“備え”になるという二重の価値。
- 「冷蔵庫・スマホ・照明・PC」など、ある程度の家電を動かせる容量があるので、単なる非常用ライト以上の役割を果たせる。
- ソーラーパネルと併用できるため、電源が切れた後も半自立的に使える可能性がある。
- 長寿命・高耐久仕様なので、何年にもわたって“備え”として安心できる。

③ いくみ流レビュー:実際に使ってみて感じた“安心”と“使いやすさ”
私自身、自宅の防災備えとしてこのJackery 2000 Newを導入しました。使ってみて感じた点をシェアします。
✅ 普段使いとして
リビングのコンセント近くに設置し、スマホ充電・タブレット・読書灯などをつないで“停電モード”を意識する習慣を作りました。
「もしもの時にもこれでつなげる」という余裕が日常に生まれます。
また、キャンプや車中泊でも持ち出して使えるので、「備えをしまい込む」ではなく「使える備えにする」意識が芽生えました。
✅ 停電想定テストを実施
ある夜、ブレーカーを落として“停電”を想定。
Jackery 2000 NewのAC出力に照明・スマホ・Wi-Fiルーター・小型冷蔵庫(低出力モデル)をつないでみました。
結果、照明は落ちることなく点灯し、スマホ・WiFiも継続。
冷蔵庫も数時間は動き続け、家族と「このまま過ごせるね」という安心感を得られました。
その時、“備えがある家”という自信が湧いてきました。
✅ “使いやすさ”も実感
重さは存在感がありますが、家に据えて使うには十分な範囲。
操作方法もシンプルで、AC/USBの切り替えや残量表示も分かりやすい。
ソーラーパネルとの併用も試しましたが、晴天時に200Wパネル×2で数時間で充電できたのも魅力でした。

④ 防災視点で考えるJackery 2000 Newの価値
防災士として伝えたいのは、「電源は備えの王様ではないが、鍵を握る存在」ということ。
停電時、家の多くの機能が“電気依存”になっているため、電源がないと安心も維持できません。
Jackery 2000 Newがあることで:
- 照明・通信・冷蔵庫など“最低限の暮らし”を維持できる可能性が高まる。
- 子ども・高齢者・ペットと暮らす家庭では、暗闇や寒さ・孤立感というストレスを減らせる。
- ただの「非常用」ではなく、「普段使いもできる」ことで備えの心理的ハードルを下げられる。
- ソーラー拡張をすることで、停電が長期化した場合も“継続使用”の可能性がある。
さらに、「備えを忘れてしまう」原因としての“倉庫にしまい込み”がありますが、このモデルは日常に置いておくことで“使う備え”に変わる。

⑤ 購入前・使う前に知っておきたいポイント
どんなに優れた製品でも、適切な使い方・理解がないと力を発揮できません。以下のチェックをおすすめします。
🔍 購入前チェック
- 家庭で動かしたい機器のワット数を把握。例えば冷蔵庫600W+照明100W+WiFiルーター30Wなど。出力量(3,000W)を超えないように。
- 設置場所に余裕があるか。重さ・大きさを確認し、据え置き場所と配線を確保。
- ソーラーパネルを後付けする予定なら、適合性(Jackery公式パネル/入力仕様)を確認。非純正を使うと保証対象外になる可能性あり。
- 保証・サポート体制を把握。LiFePO₄モデルは寿命長いが、正しく使った上で。
🧭 使用前・運用時のコツ
- 定期的に満充電・放電テストを行い、“動く状態”を維持。
- 重い機器(電子レンジ・ドライヤー)は使える時間が短いため、“重要機器”を優先配分。
- バッテリー温度管理に注意。極度の高温/低温環境では性能低下の可能性。
- 長期停電を想定するなら、節電モード・優先機器リストを家族で共有。
- ソーラーパネルで充電する場合、設置方角・日照条件を事前に確認。

⑥ どんなご家庭・どんなシーンに特におすすめ?
このJackery 2000 Newは、特に以下のような方・場面で“価値が高い”です:
- 子ども・高齢者・ペットと一緒に暮らしていて、停電が起きた時の不安を減らしたい家庭。
- 地震・台風・断水・電力供給不安など“電源リスク”のある地域に住んでいる方。
- キャンプ・車中泊・アウトドアを楽しみつつ、防災も兼ねたい方。
- 「非常用にしまっておく」ではなく「日常でも使える備え」を作りたい方。
“備え”は“日常と切り離されている”と使わないものになりがちです。
このモデルなら、日常の“安心”に溶け込みながら、いざという時の“守り”にも変わります。

⑦ まとめ:電気も備えよう。「備える」を日常に変える選択
「備え」と聞くと、重荷や特別な行動のように感じるかもしれません。
でも、本当に大切なのは「いつも使えるもの」「家族が安心できるもの」です。
Jackery 2000 Newは、
・普段は何気なく使える電源として
・災害時には明確な“電気の備え”として
二つの顔を持っています。
1台で「生活+備え」を兼ねられるというのは、忙しい私たちにとっても嬉しい選択です。
家族が安心して過ごせる“灯り・通信・冷蔵”の備え。
電気が止まっても、「あ、これがあるから大丈夫」と言える安心がある家に。
まずはこの1台から、電源の備えを始めてみませんか?
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