① 傷・摩擦・蒸れ… 災害時にも見落とされがちな「肌トラブル」の備え
地震・台風・断水など、災害時には「食料」「水」「電気」が最初に思い浮かびますよね。
でも、私が防災士として現場を回る中で、家族や高齢の方からよく聞くもう一つの悩みがあります――
「肌がかゆい」「傷が沁みる」「寝転んだら擦れて痛かった」など、小さなけれど“つらい”肌のトラブルです。
避難所では、床に長時間座ったり、寝具が変わったり、入浴設備が使えなかったり。
そんな環境では、肌の弱い部分・摩擦を受けやすい部分がストレスを受けやすくなります。
だからこそ、「肌を守る道具」を防災備えの中に入れておくことが大切。
今回紹介するエアウォールふ・わ・りは、そんな“肌のもしも”を見逃さない備えとして、暮らしにも役立つアイテムです。
② エアウォールふ・わ・りとは?その特徴を暮らし目線で
このフィルムドレッシング(防水フィルムテープ)は、医療用素材をベースとした高機能品。
傷などから「水濡れ・摩擦・刺激」から守るために設計されています。
✅ 主な特長
- 極薄7ミクロンフィルム:肌にぴったりフィットし、「貼っていることを忘れるほど」の軽さ・薄さ。
- 高い伸縮性/高い水蒸気透過性:汗をかいてもムレにくく、動きに沿って伸びるので関節部・擦れやすい部位にも安心。
- 防水仕様:入浴・シャワー、洗顔時にも使用可(貼り方・部位による)で、避難所や断水・水場の限られた環境でも安心。
- 肌に優しい設計:はがすときの角質剥離を抑える仕様。特に肌が弱い方・高齢の方にも配慮されている。
🔍 暮らしの中でどう使える?
- 日常生活で「靴ずれ・擦れ」の部分に貼っておくと、長時間歩いた日でも安心。
- 傷があるとき、キッチン・庭仕事・子どもの遊び場など、汗や水にさらされる場面で活躍。
- 防災用として収納しておけば、避難所・車中泊・アウトドアでも「ムレ・擦れ・水濡れ」から肌を守る備えに。
つまり、「傷・水・摩擦」という“肌のトラブル3大要因”を1枚でカバーできるという意味で、備えておく価値があります。

③ いくみ視点:実際に使って感じた“使いやすさ”と“暮らしの安心”
私自身、日常でも使ってみました。例えば、夏場に庭仕事や子どもの公園遊びをしていて、汗で湿って靴ずれしやすそうな足のくるぶしあたりに貼ってみたんです。
結果、「貼ってあるのを忘れるほど軽い」「汗かいてもムレにくい」「剥がすときも痛くない」。
その時ふと、「これを非常持ち出し袋に入れておいたら…」と思いました。
実際、防災リュックの中に1ロール(またはカット済み数枚)を入れておき、
「もし靴ずれ・擦れ・すり傷」が起きた時に、サッと肌を守れる備えとして活用。
また「貼ってあるから安心」という心理的効果も侮れません。
“何か守られてる”という感覚が、いざという時の行動に余裕を与えてくれます。

④ 防災視点から考える「肌を守る備え」の重要性
災害時は、多くの人が「食料・水・明かり」など目に見える備えを優先します。
でも、実際に避難所・車中泊・長時間待機などの環境に置かれると、
「肌がかゆい」「冷えて寝付けない」「擦れて出血した」という“見えにくいトラブル”が出てきます。
こうした肌のストレスが続くと、精神的にも体力的にも疲弊します。
エアウォールふ・わ・りは、そうした“肌の備え”を日常から取り入れられるアイテムとして、防災セットの中でも価値が高いと思います。
特に、以下のような場面では非常に役立ちます:
- 高齢者・子ども・肌が弱い家族がいる家庭
- 車中泊・アウトドア・避難所のケガに備えたい環境
つまり「小さな傷から守る」という視点も、防災=“命を守る”備えの一つだということです。

⑤ 選び方・使い方・注意点
この製品を最大限活用するためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
✅ 選び方
- フィルム幅・長さを用途に合わせて選ぶ(例50mm×5m/100mm×12mなど)
- 使用場所を想定して、貼り替えのしやすさ・肌への刺激を確認。
- 家族の誰が使うか(子ども・高齢者・アレルギー肌など)を考慮し、肌に優しい仕様のものを。
✅ 使い方のコツ
- 貼る前に肌を乾燥させ、汚れ・水分を拭き取る。密着力が上がります。
- 両端を丸くカットすると、剥がれにくくなります。
- 長時間貼る時は、たまに剥がして肌の様子(赤み・かゆみ)をチェック。
- 水濡れ・汗をかいた環境では、貼った後に上から薄手の布やガーゼを重ねても安心。
⚠ 注意点
- 使用部位によっては、“直接創傷部”や“重度の皮膚疾患部”では使用を控える。未滅菌仕様。
- 高温・湿気の多い場所での長期貼付には向かない場合あり。
- “貼ったまま忘れる”と剥がす時に肌に負担が出る可能性があるため、貼り替えの目安を設ける。
- サイズを間違えると剥がれやすくなるので、長さ・幅を用途に応じて確認。

⑥ どんな家庭・どんなシーンにおすすめ?
このエアウォールシリーズは、以下のような方・シーンにぴったりです。
- 子ども・高齢者・肌の敏感な家族がいる家庭で、日常+防災兼用で肌の安心を備えたい方。
- 備えを「買ったまま使わない」ではなく、普段から使える形で防災を意識したい方。
- 冬場の冷え・夏場の汗・水濡れ・摩擦など、肌ストレスが起きやすい季節・環境に備えたい方。
“備え”を暮らしの一部にすることで、いざという時の対応力も変わります。エアウォールふ・わ・りは、その視点からもとても有効なアイテムです。

⑦ まとめ:「肌を守る」から始まる安心。備えは小さなことからでも
災害=大きな備え、と思いがちですが、本当は「小さな安心」が積み重なって大きな安心になると私は感じています。
エアウォールふ・わ・りは、日常にも使えるからこそ、押し入れの奥にしまい込まれずに使える備え。
「貼るだけ」「見えない」「ストレスがない」――この感覚が、いざという時に力になります。
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