防災グッズとしてのサランラップについて、このような疑問はありませんか？
「災害時のサランラップは役立つ？」
「サランラップの活用術を知りたい」
「サランラップ以外はだめ？」
サランラップは食品を保存するときに使用する商品ですが、実は災害時のサバイバル時に非常に役立つ機能が揃っているため、防災グッズとして備蓄できるのです。
本記事では、サランラップの防災サバイバル術について詳しく解説します。
サランラップの防災サバイバルでの使い方
サランラップの防災サバイバルでの使い方は以下のとおりです。
- お皿に巻いて衛生的に食事ができる
- 丸めてスポンジ代わりできる
- 編み込んでロープの代用にできる
- 壁に貼り付けて伝言板の代わりにできる
- 身体に巻いて傷口の保護ができる
- 新聞紙と一緒に巻いて簡易的な防寒具にできる
- 臭いのあるゴミを巻いて悪臭対策できる
- 防水対策ができる
それぞれの使い方について、詳しく紹介します。
①お皿に巻いて衛生的に食事ができる
サランラップをお皿に巻いて使うことで、衛生的に食事することができます。
災害時は断水されてお皿を洗えないこともありますが、新しいサランラップを巻くことでお皿が洗えなくても衛生的な食事ができます。
また、食事後にお皿は汚れないため、サランラップを捨てるだけで片付けが完了し、節水にもつながります。
②丸めてスポンジ代わりできる
サランラップを丸めることで、スポンジの代わりになります。
くしゃくしゃと丸めることでスポンジのような泡立ちになります。
③編み込んでロープの代用にできる
サランラップを紐状に丸めたり、三つ編みすることでロープの代わりとして使用することができます。
サランラップで作るロープは非常に強度があるため、様々な場面で利用できます。
④壁に貼り付けて伝言板の代わりにできる
サランラップに油性ペンで文字を書いて、壁や窓ガラス、ドアなどに貼り付けることで伝言板の代わりとしても使えます。
サランラップに書いた文字は布などで擦ると消すことができるため、文字を書き直すこともできます。
⑤身体に巻いて傷口の保護ができる
すり傷などの傷口を消毒してからサランラップを巻くことで傷口の保護ができます。
ガーゼなどを挟むこともできますし、骨折している可能性がある場合は添木して固定することも可能です。
⑥新聞紙と一緒に巻いて簡易的な防寒具にできる
新聞紙やダンボールなどをサランラップで巻いてから身体に巻きつけることで、簡易的な防寒具にすることができます。
素肌に巻いても暖かいですが、蒸れてしまう可能性が高いため服の上から巻くようにしましょう。
⑦臭いのあるゴミを巻いて悪臭対策できる
災害時はゴミを捨てられないことも多いですが、サランラップに巻いてゴミ袋に入れるだけで悪臭対策ができます。
生ゴミやオムツ、携帯トイレなど、臭いが出る可能性のあるものを包んで捨てることで悪臭によるストレスをなくすることができます。
⑧防水対策ができる
サランラップは水を通さないため、ダンボールにサランラップを巻き付けるだけで屋根や傘の代わりになりますし、スマホやラジオに巻き付けるだけで防水対策することができます。
サランラップの防災サバイバルに関するよくある質問
サランラップの防災サバイバルに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Q1.クレラップやポリラップでも問題ありませんか？
サランラップは旭化成の商品で、クレラップはクレハの商品、ポリラップは宇部フィルムのオリジナル商品という違いがありますが、用途は基本的に同じですので、どの商品を使っても問題ありません。
とはいえ、サランラップはハリがあり密着性の強いことが特徴的で、この性質が災害時に役立つ機能となるため、どれを選ぶか悩んでいる方はサランラップを選ぶことがおすすめです。
Q2.防災リュックにサランラップはどのくらい入れておくべきですか？
サランラップはさまざまな用途で使用できるため2本以上あると安心ですが、1本でも十分活用できますので、防災リュックの空き具合によって無理のない本数を用意するようにしましょう。
Q3.サランラップの保存期間はどのくらいですか？
サランラップの保存期間は定められていません。
サランラップは高温多湿を避けた環境であればフィルムの品質が変化しにくいため、防災グッズとして備蓄するには最適です。
まとめ
本記事では、サランラップの防災サバイバル術について詳しく解説しました。
サランラップを使ったサバイバル術については、製造元である旭化成のホームページでも推奨されていますので、ぜひ防災グッズとして備蓄しておきたいものです。
本記事を参考にして、災害時にサランラップを活用できるように準備してみましょう。
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